食育アドバイザーの資格を、通信講座に頼らず独学で取得したいと考えている方もいるでしょう。
独学であればかかる費用も参考書やテキスト代のみなので、受講料がかからず経済的ですよね。
しかし!残念ですが食育アドバイザーは独学では取得できません。
なぜ独学では取得できないのか、独学で取得できる食の資格はあるのか解説していきます。
食育アドバイザーは独学では取れない
食育アドバイザーはキャリカレの食育アドバイザー資格取得講座を受講し、修了しなければ試験を受けることができません。
いくら独学で勉強しても試験は受けられませんので要注意。
食育アドバイザーは日本能力開発推進協会(JADP)が認定している民間資格です。
JADPが指定した認定教育機関のカリキュラムを修了しなければ受験資格が得られません。
メルカリなどのフリマアプリでテキストを販売している方がいますが、購入しても試験資格が得られるわけではないので気をつけましょう。
資格取得が目的ではなく、食育に関する知識を身につけたい方であれば、フリマアプリでテキストを購入し、独学で学ぶのも良いと思います。
食育アドバイザーの合格率や難易度
食育アドバイザーの合格率を調べてみましたが、記載がありませんでした。
受験者数もわからないので、この辺りの情報は非公開のようです。
難易度は高くないため、未経験の方や受講を悩んでいる方も気軽に受けられる資格なのではないでしょうか。
難易度が高くない理由ですが、食育アドバイザーの試験は決められた日に指定会場で行われるわけではなく、自分の好きな時に在宅で試験が受けられます。
そのため、テキストを確認しながら問題を解くことも可能…
(在宅で受けられるのは嬉しいけど資格としてどうなの?とも思いましたが、受講することを重要視しているようです)
カンニングなしで試験に挑みましたが、難しい!という印象はありませんでした。
70点以上で合格なので、テキストを読み込んでいれば答えられるはず…しっかりと勉強していれば落ちる心配はないと思います。
独学で取得できる食の資格
食育アドバイザーが独学では取得できないと説明しましたが、独学で取得できる食に資格はあるのでしょうか。
ここからは通信講座やセミナーなどの受講が不要な、独学で取得できる食の資格を紹介していきます(2022念3月現在)
フードコーディネーター
フードコーディネーターは「特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会」が認定している民間資格です。
食に関する知識だけでなく、華やかに魅せるテーブルコーディネートやメニュー開発など様々な仕事があります。
資格には3級、2級、1級があり受験料や認定登録料などがかかるようです。
3級は中学校を卒業している方であれば受験可能!
テキストや問題集も書店やネットで購入できるため、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょう。
年に1回ある試験日は年度により異なる可能性があるため、取得を考えている方はHPをご確認ください。
食生活アドバイザー
食生活アドバイザーは「一般社団法人FLAネットワーク協会」が認定している民間資格です。
食生活に関する知識を身につけ、様々な視点から食のアドバイスができるよう学んでいきます。
資格には3級と2級があり、独学での受験が可能!
書店やネットでテキストや問題集が購入できるので独学での取得を目指したい方にはおすすめです。
検定試験は6月、11月に開催されているため、試験日に併せて勉強すると良いでしょう。
番外編
番外編として、独学で取得できるけど条件のある資格を紹介します。
調理師免許
調理師免許は調理師学校を卒業した人が取得できると思っている方もいますが、学校に通わなくても取得可能。
しかし、条件に合った飲食店などでの実務経験が必要のため、この番外編で紹介させていただきました。
実務経験に入る詳しい場所に関してはこちらをご確認ください。
2年以上の実務経験がある方は、調理師免許試験に挑戦できるため目指してみてはいかがでしょう。
調理師免許は今まで紹介した資格とは異なり国家資格です!
テキストや問題集も多数販売されているため独学で取得できますよ。
詳しくはコチラを参考にしてみてください。
【食育アドバイザーは独学で取得できない?!】まとめ
食育アドバイザーは独学では取得できず、資格のキャリカレ「食育アドバイザー養成講座」の受講が必要です。
独学で取得できる食の資格を探してみましたが、ほとんどの資格が通信講座の受講やセミナーなどの受講をしなければ取得できませんでした。

それでも食育アドバイザーを取得したい!
と思う方は講座受講の申し込みから資格試験の受験まで記載しているコチラの記事をご覧ください。
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