調理師免許が国家資格じゃないは嘘?!メリットや活かせる仕事を教えて

調理師試験に合格すると取得できる「調理師免許」

という方もいれば、

という方もいるため実際はどっちなの？と疑問に思う方もいるでしょう。

この記事では下記の内容についてご説明いたします。

調理師免許の取得を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

調理師免許が国家資格じゃないは嘘

調理師免許は正真正銘の国家資格です。

国家資格について調べてみると

国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い。

文部科学省HPより

と文部科学省のHPに記載されていました。

つまり調理師免許を持ってる人は、国によってその知識や技術が認められているという訳です。

国家資格は4つに分類されるのですが、調理師免許は「名称独占資格」に入り、持っている人しかその名称を名乗ることができないとされています。

地方公共団体が試験を行うため、民間資格だと勘違いされてしまうのかもしれません。

調理師免許とは

調理師免許は調理の技術や食に関する専門的な知識を持っていますよ！と証明するものです。

国民の食生活向上に役立てる事を目的としている日本独自の国家資格。

食材に関する知識・栄養に関する知識・衛生に関する知識も含まれています。

私のように調理師免許を持っていなくても、働くことは可能です。

しかし、自分の能力を証明することができるので資格を持っている方が就職の際に優遇されることもあります。

調理系で働きたい方や、資格が気になる方は持っていて損はないでしょう。

調理師免許がないと調理師と名乗れない？

調理師免許は名称独占資格のため、免許を持っていない人は「調理師」と名乗れません。

免許を持っていない人が調理師と名乗ると罰せられてしまうので注意しましょう。

ただし、業務独占資格ではないのでお店で調理をすることは許されており、免許がなくても飲食店で働けます。

実は飲食店の開業にも必要ないのです。

詳しくはコチラをご覧ください↓

確かに、資格がなくても働けるのであれば取らなくても良いのでは？と思う方もいますよね。

取得したらどのようなメリットがあるのでしょうか。

調理師免許のメリット

調理師免許のメリットは「国家資格」だということ!!

先程もお話ししましたが、専門的な知識や技術を学びましたという証明になるのです。

そのため就職先やお客様に対して安心感や信頼感を与えることができます。

同じ料理人でも調理師免許の有無でお客様に安心してもらえるのはメリットですよね。

また、就職の際の条件で調理師免許必須という場所も多いため就職や転職が有利になる場合が多いです。

採用条件に調理師免許と書かれている場合、持っていないと応募することさえできません。資格手当がもらえる場合もあり、持っていることで優遇されることも。

自分の希望する飲食店に就職する為にも持っていて損はないですよ。

調理師免許を活かせる仕事

外食産業は小規模、大規模、個人営業、チェーン店など様々です。

求人数は多いのですが、資格を持つ人でなければ応募できない場所も少なくありません。

給食センターの場合、パートやアルバイトは資格がなくても大丈夫ですが、正社員は資格が必要なことが多いのです。

実際に私が働いていた小学校も社員さんは全員資格を持っていましたよ。

また、実際に自分が作るだけでなく教える立場としても活躍することができます。

自分が学んだ知識や技術を人に教える仕事もやりがいがありそうですね。

調理師免許が国家資格じゃないは噓【まとめ】

民間資格だと思われがちな調理師免許ですが、正真正銘の国家資格です。

名称独占資格のため、免許を持っていなければ調理師と名乗ることはできません。

持っていると仕事で優遇されることも多く、お客様にも安心や信頼をあたえることができます。

調理師免許の取得を悩んでいる方はぜひチェレンジしてみてくださいね。